ゲーム用ヘッドセットとして、「SONY INZONE」の名前を聞いたこともあるでしょう。
しかし、ほかのヘッドセットとあまり変わりないだろうと思い、購入までは至らなかったかもしれないですね。
ところが、「SONY INZONE」は、ソニーの技術を粋を集めて作られたゲーミングヘッドセットといわれています。
こう聞くと、いったいどんな特徴があるのだろうと、興味がわく人もいますよね。
そこで今回は、「SONY INZONE」とはどんなものなのか、その特徴を解説していきます。また、発売されているおすすめモデルも紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてください。
SONY INZONE(インゾーン)の特徴
「SONY INZONE」と従来のゲーミングヘッドセットには、以下のような特徴があります。
- 立体音響による没入体験と勝利のサポート
- 長時間の快適プレイを支えるデザイン
- 快適なワイヤレス体験(H9、H7モデル)
- PlayStation5との連携に対応
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
立体音響による没入体験と勝利のサポート
「SONY INZONE」は、立体音響バーチャライザーに対応しているゲーミングヘッドセットです。そのため、普段2チャンネルで圧縮されがちな音声信号を、ゲームが持つ本来の立体的なサウンドで楽しむことができます。
このようにして生まれた音の広がりは、ゲームの没入感や臨場感の増強だけでなく、ゲーム内での戦略を有利に展開することが可能です。
なぜなら、臨場感にあふれる音により、敵の位置や距離をより正確に把握できるからです。
立体音響のバーチャライザー機能により、サウンドの定位感も向上します。また、ユーザーの聴覚の差を考慮した立体音響の個人最適化が行えるため、より自分に合ったサウンド環境を実現できるのです。
さらに、集中力を高めるために役立つノイズキャンセリング機能も備えています。これは、没入感をさらに深めることに役立つでしょう。
長時間の快適プレイを支えるデザイン
「SONY INZONE」を使用することで、頭部にかかる重さや側面の圧力を軽減しつつ、装着時の安定感を保ちながらゲームを進めることができます。
なぜなら、この仕様により、ゲームを長時間続けても締め付け感や圧迫感を感じることなく、快適にゲームを楽しむことができるからです。
また、「H9」という「SONY INZONE」の最上位モデルには、柔らかいフィット感と高い遮音性を両立したソフトフィットレザー製のイヤーパッドや、頭部への圧力を分散するためのヘッドクッションまでついています。
これにより、よりゲームに没入することができるでしょう。
快適なワイヤレス体験(H9、H7モデル)
「SONY INZONE」のH9とH7モデルには、USBトランシーバーを活用した2.4GHzの無線接続が搭載されているため、サウンド遅延の心配がありません。
これにより、ケーブルに縛られることなく、ストレスフリーなゲームプレイが楽しめます。
これは、付属するUSBトランシーバーを利用することで、低遅延での2.4GHz無線接続が可能になるのが理由です。また、長時間の使用をサポートするロングバッテリーライフと、時間を節約する急速充電機能も、ストレスフリーに貢献しています。
ただし、この機能は、INZONE H9およびINZONE H7モデルに限定されているので注意してください。ノイズキャンセリングをオフにすると、INZONE H9では最大32時間、INZONE H7では最大40時間のバッテリー持続時間を実現しています。
PlayStation5との連携に対応
「SONY INZONE」は、PlayStation5との互換性のあるヘッドセットです。そのため、PSの迫力あるサウンドを存分に楽しむことができます。
また、PlayStation5と接続することで、音量の状態やバッテリー残量、マイクのミュート状態などをゲームの画面上で直接確認することが可能です。
さらに、ステータス表示の機能も備わっているため、PlayStation5でのより快適なゲーム体験を可能としています。
なお、「Tempest 3D AudioTech」による立体音響も体験可能です。
ゲーミングヘッドセットは必要か?一般のヘッドセットとの違い
結論からいうと、ゲーミングヘッドセットは、ゲームをより快適に楽しむために欠かせないアイテムといってよいでしょう。なぜなら、ゲーミングヘッドセットはより細かい音の聞き取りが可能なためです。
この特性により、音の発生方向や距離感を正確に捉えることができるのが、ゲーミングヘッドセットの特徴といえます。
そのため、ゲーミングヘッドセットを利用すると、プロゲーマーやeスポーツを目指す方だけでなく、家庭でゲームをする方々も、よりゲームを楽しむことができるでしょう。
とくに、ゲームをプレイする際には、しばしば敵の足音の位置を正確に把握する必要があります。微細な音を見逃すことが、不利な状況を招く原因となることも少なくありません。
細かい音声情報を捉えることができるゲーミングヘッドセットがあれば、ゲームにおいて有利な立場を確保することができるでしょう。
SONY INZONE(インゾーン)おすすめモデル 4選!
ここでは、現在(2024年2月)発売されてる「SONY INZONE」の4モデルを紹介していきます。
INZONE H9(WH-G900N)
「SONY INZONE」の最上位モデルです。
装着感が良く、適度な締め付け感とイヤーパッドの柔らかさが絶妙にマッチしているため、圧迫感が少ないといえます。
さらに、遮音性に優れているため、ヘッドホンをつけるだけでエアコンの音などはほとんど聞こえなくなるほどです。
これにより、ノイズキャンセリング機能を使わなくても遮音性が高いと感じられますよ。
INZONE H7(WH-G700)
デザイン的には、PS5を思わせる近未来的な曲線を取り入れているのが、目を引く特徴です。装着感や遮音性の面では、「H9」に追随するフィット感と遮音性をそなえています。
さらに、本体の左側にはデジタルボリュームコントロールが備えられており、PCやゲーム機の音量設定に影響されずに、ヘッドホンから聞こえる音量を調節できる点が魅力です。
INZONE H5(WH-G500)
有線接続と2.4GHzのワイヤレス接続の両方に対応している点が、このモデルの特徴です。そのため、携帯ゲーム機からデスクトップPCに至るまで、幅広いゲーム環境で利用できるのが、H5の大きな魅力といえるでしょう。
銃声や足音、キャラクターの声などが全体的にバランスよく聞こえ、聴き疲れを感じさせないサウンドバランスも、この機種の優れた点です。
なお、このモデルは「Fnatic」により監修されています。
INZONE H3(MDR-G300)
装着感や遮音性に関しての性能は、ほかのモデルとほぼ同等です。また、H3にも本体の左側にデジタルボリュームコントロールが備えられています。
音質は比較的フラットに設計されていますが、高音域が少し強調されているために効果音などが聞き取りやすく調整されている印象です。
ほしい製品を買う前に、実際に試せる、何といってもこれが家電レンタルのよいところです。何しろ家電って、高額なものもありますからね。もちろん満足できるレンタルなら、そのまま使い続けるのもよいでしょう。
家電レンタルでおすすめなのは、ゲオレンタルのサービスです。いろいろな製品があるので、興味のある方はちょっとのぞいてみるのも面白いですよ。
おわりに
今回は、革新的なゲーミングヘッドセットともいえる「SONY INZONE」を紹介してきました。
「SONY INZONE」には、一般的なヘッドセットはもちろん、ほかのゲーミングヘッドセットと比べても、ゲームを長時間楽しみ、有利に進めるための特徴がありました。
モデルも4つの中から選択できます。
自分の求める世界観にぴったりなモデルを適切に選び、ゲームの世界を楽しみましょう。