「体組成計を買いたいけど、機種が多すぎてどれがいいのかわからない」
家電量販店の健康器具コーナーに置いてある数多くの体組成計をみて、いったいどれを買えばよいのか迷っている人も多いのでは?でも体組成計の中には、一般的な機能以外に、ダイエットや筋トレなど、目的別に最適な機能をもった機種もあるのです。
そこでこの記事では、おすすめの体組成計を10選紹介します!ぜひ、参考にしてください。
買うときは製品のここに注目しよう!
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まずは、体組成計の「測定方式」や「計測項目」「使いやすさ」など、基本的な部分に注目してみましょう。やはり、基本的なところがしっかりした製品のほうが安心して使えますからね。では、くわしく見ていきましょう。

ちゃんと使えるものがほしい♡

じゃあ、しっかり見ていきましょう!
体組成の計測方式はなに?
体組成計には、以下のように主に3つの測定方式が採用されています。
- 生体インピーダンス方式
- マルチ周波数測定方式
- リアクタンステクノロジー方式
「生体インピーダンス方式」は、身体に微量の電流を流して電気抵抗値を測定し、体組成を推定する方式です。ほとんど電気を流さない脂肪と、電気を流しやすい筋肉などの特性を生かして測定していて、市販されている体組成計に最も多く採用されています。
「マルチ周波数測定方式」は、身体に複数の周波数の電流を流して、よりくわしい情報を得る測定方法です。年齢や運動習慣によって個人差が出る筋肉の電気抵抗値を測定に反映させ、より高精度に計測が可能です。
「リアクタンステクノロジー方式」は、身体の細胞の構成を利用して電流を流します。それにより細胞の内液と外液、それに細胞膜から情報を得て、より高精度の測定を可能にしています。
計測可能な項目ってなにがあるの?
市販されている体組成計に共通して計測できる項目は、主に以下になります。ある製品にだけ測定できる特殊な項目は、製品ランキングの章を参考にしてください。
- 体重:身体の重量のことです。体力や栄養状態を知る上での指針になります。
- 体脂肪率:体重に占める体脂肪の割合のことです。男性は10~19%、女性は20~29%が健康的とされています。
- 基礎代謝:睡眠せず、かつ動いていないと仮定した条件で、24間に消費するエネルギー量のことです。主に筋肉や臓器の活動エネルギーを指します。基礎代謝が高いほどカロリーが消費され、太りにくくなります。
- BMI:肥満度を表す指数で、体重と身長で計算されます。「22」が適正で、「25」以上が肥満、18.5未満が低体重です。
- 内臓脂肪レベル:内臓脂肪がどのくらい体内に蓄積しているかを表した数値です。一般的に1~9が標準レベルで、10~14がやや高い、15以上が高いとなります。
- 骨量:骨全体に含まれるカルシウムなどのミネラル量をさします。正常値は80%以上で、70~80%はやや少ない、70%未満だと骨粗しょう症と診断されます。
- 体水分量:体内に含まれる水分量のことで、主に血液・リンパ液・細胞外液・細胞内液からなります。成人なら60%前後の耐水分量が適正値です。
- 体内年齢:体組成と基礎代謝量をもとに、実年齢とは関係なく割り出した、肉体年齢のことです。計測結果が実年齢よりグンと若いと、非常にうれしいですね♪

油断すると太っちゃうニャ

たくさん測れるんだね

うん。でも使いやすさも大切よ
使いやすさってどうなの?
ここで紹介する体組成計の機能は、今や必須かもしれません。毎日測っている方は、その便利さが身にしみていることでしょう。
メモリ機能
メモリ機能付きの体組成計だと、計測した結果が自動的に記録されます。以前のデータと比較できるので、変化がわかりやすくてとても便利ですよ。
ただ、機種によって記録できる期間が違ってきます。長期間記録できる機種の方が、データをくわしく比較できるのでおすすめです。
ユーザー自動認識機能
家族など、複数人で使うときにはとても便利な機能です。体組成計に複数のユーザーの身体情報(身長・生年月日・性別など)を前もって登録しておきます。すると体組成計を使う時、上に乗ったユーザーを自動的に認識してくれます。
体組成計は使う前に、ユーザーの条件(性別や身長など)を読み込ませる必要があるのですが、この機能があればその手間がはぶけるので、非常に便利です♪
スマホアプリとの連携機能
体組成計にスマホ連動機能がついていると、計測結果がスマホのアプリですぐに可視化できます。目で見て変化がわかるので、非常に便利です。
体組成計のデータは、登録したスマホに自動で送信されるので、入力などの手間はいりません。
ダイエットや筋トレに特化した測定機能とは?
体組成計は、前章で紹介した基本的な機能が付いていれば、健康管理には十分対応できます。でも中には、ダイエットや筋トレなどの目的のために、便利に使える特別な機能が付いているものもあるのです。ここでは、その便利な機能とはどんなものなのかを紹介します。

ダイエットしたーーーいっ!

わかったわ。一緒に頑張りましょう!
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部位測定機能
部位測定機能とは、全身だけではなく、腕や脚、体幹部など身体の部位ごとに筋肉量や体脂肪率などが測れる機能です。部位ごとにダイエットメニューを考えるなどが可能になるため、より効果的にダイエットを進めることができますよ♪もちろん筋トレにも!
筋質測定機能
筋質測定とは、筋肉の質を点数で評価した測定機能です。
運動不足や加齢が原因で、筋肉は量とともに筋組織の質も変化していきます。筋組織に脂肪やコラーゲンが増加すると、筋力の衰えにつながるのです。筋質測定機能付きの体組成計なら、自分の筋組織の状態を点数で確認できるので、効果的に筋トレできているのかどうかが一目でわかります。
MBA判定機能
MBAとは、1000人以上のアスリートの筋肉の質やバランスをデータ化し、体組成計を利用したユーザーの筋肉と比較できるようにした機能のことです。この機能があれば、頑張って筋トレした成果がはっきりと分かり、モチベーションも上がりまくりですよ。
ちなみにMBAとはMy Body Analyzerの略です。

ダイエットできたかニャ
体組成を定期的に計測するメリットとは?
定期的に体組成を測るのって、けっこう面倒だと思う方もいるかも知れませんね。とくに毎日測るとなったらなおさらです。では、そこまでして測るメリットとは何なのでしょうか。
もっとも大きなメリットは、目標をクリアするまでのモチベーションの維持でしょう。ダイエットにしろ筋トレにしろ、続けていくのは大変です。とくに、自分のしていることにどんな効果が出ているかがわからないと、1日、2日とやらなくなり、気がつくと挫折、なんてことになりかねません。
しかし体組成計で測ることにより、ダイエットや筋トレの結果がはっきりとわかれば、モチベーションが維持できます!次第に結果が良くなってくれば、行動は加速していきますね。体組成計抜きに、ダイエットや筋トレは考えられませんよ。
次のメリットは、やはり健康維持に役立つことでしょう。
定期的に体組成を測っていれば、体調のちょっとした変化にもすぐに気づきます。普通に生活しているのに急激に体重が減ったりしたら、やはりおかしいですからね。病症の早期発見にも、体組成の的的な測定は、とてもメリットがあるのです。
体組成計は、今や生活には欠かせない健康家電になってきているかもしれませんね。
体組成計の人気ランキング10選!
ここでは、体組成計の中でもとくに人気のあるおすすめの10機種を紹介します。お気に入りの体組成計を見つけて、生活に取り入れていきましょう。
インスマート 260H
【特徴】
- 高精度センサーによる正確な体組成分析
- スマホ専用アプリによるデータ同期機能(Bluetooth接続)
- メモリ機能搭載
- 13種類の測定項目
- ユーザー自動認識機能
- 立ったままでも見やすい大型文字採用
- 自動電源オンオフ機能
【口コミ】
- シンプルで使いやすい
- この価格にしては優秀すぎ
- 数値が大きくて見やすい
- 体調管理に最適
タニタ BC-705N WH
【特徴】
- メーカー別シェアN0.1
- ユーザー自動認識機能「乗るピタ」搭載
- スマホ連携機能搭載
- メモリ機能搭載
- 立ったままでも見やすい大型文字採用
- MBA判定機能(アスリートモード)搭載
- 7つの測定項目・4つの判定機能
- 信頼の日本製
【口コミ】
- コンパクトで軽く、取り扱いやすい
- 50gずつ計測できてありがたい
- 自動で記録してくれるので楽チン
- 利便性最高
オムロン カラダスキャン HBF-214-W
【特徴】
- 立ったままでも見やすい大型文字採用
- ユーザー自動認識機能搭載
- スマホ連携機能搭載
- メモリ機能搭載
- 7つの測定項目
- 手入れが簡単なフラットなガラス天板
【口コミ】
- スタイリッシュ
- シンプルで使いやすい
- 操作しやすい
- コストパフォーマンがよい
- コンパクトで実用的
オムロン カラダスキャン HBF-212
【特徴】
- コンパクトで収納しやすいA4サイズ
- スマホ連携機能搭載
- メモリ機能搭載
- 手入れが簡単なフラットなガラス天板
- 6つの測定項目
【口コミ】
- コンパクト
- コスパ最高
- アプリが便利
- 骨格筋率の項目がないのが残念
タニタ BC-754-WH
【特徴】
- ユーザー自動認識機能「乗るピタ」搭載
- 立ったままでも見やすい大型文字採用
- 電源自動オンオフ機能
【口コミ】
- 薄くて使いやすい
- デザインがよくて、設定も分かりやすい
- 乗るピタ機能が便利でありがたい

いい結果かニャ
Anker Eufy Smart Scale P2 Pro
【特徴】
- ユーザー自動認識機能搭載
- ペット用のアカウントも作成可能
- スマホ連携機能搭載(Wi-Fi / Bluetooth接続)
- メモリ機能搭載
- アプリデータ連携機能搭載(Appleヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期可能)
- 16の測定項目
- 表面ガラスにITOコーティング
- 週間グラフ表示アプリ(目標設定可)
- 3Dモデル表示アプリ(見た目の変化を視覚化)
【口コミ】
- 自動でデータを送信してくれるので楽
- 専用アプリでの自動記録が楽
- コスパに優れている
- 親切設計で品質が高く感じる
- おしゃれなデザインが良い
タニタ BC-332L WH
【特徴】
- ユーザー自動認識機能「乗るピタ」搭載
- スマホ連携機能搭載
- メモリ機能搭載
- 「おさぼり」通知機能(8日間測らないとお知らせ)
- MBA判定機能(アスリートモード)搭載
- マイサポ機能搭載(測定頻度で画面上の表情が変わる)
- 50kg単位で測定可能
- 信頼の日本製
【口コミ】
- マイサポ機能が楽しくて、毎日測りたくなる
- 測定結果が格段に早い
- 自動記録がとても便利
- 見た目がよくて機能充実
- たくさん機能がついていて、分かりやすい
- 薄型で収納も場所取らず
Anker Eufy Smart Scale C1
【特徴】
- ユーザー自動認識機能搭載
- スマホ連携機能搭載(Bluetooth接続)
- アプリデータ連携機能搭載(Appleヘルスケア、Google Fit、Fitbitと同期可能)
- メモリ機能搭載
- 12の測定項目
- 週間グラフ表示アプリ(目標設定可)
【口コミ】
- スマホ接続が超速で便利
- 美しく使いやすい
- 性能、値段にとくに不満はありません
- 体内年齢が測れなくて残念
- 小さくてコンパクト
HUAWEI Scale 3
【特徴】
- ユーザー自動認識機能搭載
- スマホ連携機能搭載(Wi-Fi / Bluetooth接続)
- メモリ機能搭載
- 電源自動オンオフ機能
- 11の測定項目(タンパク質、骨ミネラル量も測れる)
- 強化ガラスを使用
【口コミ】
- スマホ連携はまったく問題ない
- 簡単で正確
- 自動記録でダイエットのモチベアップ
- 自動で記録を取ってくれるのが便利
- シンプルで使いやすい
オムロン カラダスキャン KRD-703T
【特徴】
- 全身測定方式(両手両足での測定タイプ)
- 部位測定機能搭載
- ユーザー自動認識機能搭載
- 自動電源オンオフ機能搭載
- スマホ連携機能「オムロンコネクト」搭載(Bluetooth)
- メモリ機能搭載
- 10の測定項目
【口コミ】
- 使いやすい
- スマホで履歴が確認しやすい
- 結果が一目でわかるのでダイエットの励みになる
- Bluetoothのデータ転送が便利
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家電レンタルをかしこく使おう!
今の世の中、動画や漫画、それに洋服や車、はては住む部屋にいたるまで、レンタルシステムがあふれています。もちろん家電も例外ではありません。
家電のレンタルのメリットは、ほしい製品を買う前に、実際に試せることです。何しろ家電って、高額なものもありますからね。もちろん満足できるレンタルシステムなら、そのまま使い続けるのもよいでしょう。
家電レンタルでおすすめなのは、ゲオレンタルのシステムです。いろいろな製品があるので、興味のある方はちょっとのぞいてみるのも面白いですよ。
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まとめ
今回は、おすすめの体組成計を、その機能とともに紹介しました。
ダイエットや筋トレを頑張りながら、体組成計で測った結果がしだいに目標に近づいていると、モチベーションはもう上がりっぱなしです♪
お気に入りの体組成計を手に入れて、定期的な計測を習慣化し、しっかりと健康を管理していきましょう。

ダイエット頑張るニャ わかってるニャ