掃除機を押入れの中から出すのが面倒で、しだいに掃除が2日おき、4日おきとのびて行き、ついには1週間に1度やればいいや、なんてなりそうな方は多いのでは?
そんなとき、すぐそばにサッと手にして掃除ができるスティック型のコードレス掃除機があれば、床にホコリがたまらずに済むかもしれません。
そこで今回は、スティック型のコードレス掃除機のおすすめを10機種紹介します!また、コードレス掃除機の後悔しない選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください♪
コードレス掃除機のメリットとデメリットとは?
コードレス掃除機には、たくさんのメリットがあるのですが、やはりデメリットも存在します。では、どんなメリットやデメリットがあるのか、見ていきましょう。
コードレス掃除機のメリット
コードレス掃除機には、次のようなメリットがあります。
- 取り回しがよい
- コンセントを差し替える手間が不要
- 気がついたときにすぐに掃除ができる
- ゴミが捨てやすい
- 車など、コンセントの無いところでも掃除ができる
コードレスなので、もちろん煩わしい電源コードがありません。掃除中に足をコードに引っ掛ける危険もないし、部屋を移るときにいちいちコンセントを差し替える必要もありません。
スティック型なら部屋の隅に置いても邪魔にならないので、ちょっとしたゴミを見つけたときに、サッと取ってすぐに掃除ができるのもいいですね。
それにほとんどのコードレス掃除機は、ゴミを捨てやすい工夫がされています。
得に便利なのは、コンセントのない車の中とかでも掃除ができることですね。車のシートって、けっこうホコリがたまるものです。乗るたびに気になるのなら、ササッと掃除してしまいましょう。
コードレス掃除機のデメリット
コードレス掃除機には、次のようなデメリットがあります。
- コード付き掃除機に比べて価格が高い
- コード付き掃除機に比べてパワーが弱くなりがち
- 充電が切れると止まってしまう
- 充電時間が必要
- バッテリーが劣化したら交換が必要
コードレス掃除機は、コード付きに比べて価格が高い製品が多いです。なのでていねいに使用して製品寿命をのばしましょう。長く使えれば、それだけコスパが高まります♪
また、常に給電されているわけではないので、コード付きの掃除機に比べればパワーは劣ります。
コードレスなので、当然充電が必要です。多くの製品の稼働時間は、標準モードで20分前後は対応できるように設定されています。しかし、あまりにも稼働時間が短くなったと感じるなら、バッテリーが劣化して来ている証拠です。その場合は、購入店などに連絡して純正のバッテリーを取り寄せてもらいましょう。
ただ、何年も使っているものなら、バッテリーの劣化は掃除機を買い替えるきっかけにもなります。バッテリーを交換するか、掃除機そのものを買い替えるか、状況を考えて判断しましょう。
後悔しない選び方のポイントとは?
コードレス掃除機を後悔しないように選びたい!それなら以下の4つのポイントを意識しましょう。
- 集じん方式
- 集じん力
- バッテリー性能
- 手入れのしやすさ
では、詳しく見ていきましょう。
集じん方式の違いをみてみよう!
集じん方式には、「サイクロン式」「紙パック式」「カプセル式」の3つがあります。
紙パック式
紙パック式では、吸い込んだゴミは専用の紙パックに集められます。
ゴミを捨てる時は紙パックをそのまま捨てるだけなので、とても楽です。ゴミと一緒に吸い込んだ虫もそのまま捨てることができるので、虫嫌いな人にもよいかもしれません。ゴミはすべて紙パックに吸い込まれるので、掃除機内はキレイです。
ただし、専用の紙パックをセットする手間は必要です。また、専用の紙パックを切らさないようにストックしておく必要もあるし、紙パック代もかかります。
サイクロン式
サイクロン式の場合、サイクロン構造によって遠心力で空気と分離されたゴミは、直接ダストボックスに集められます。
ダストボックスを掃除機本体から外して、中のゴミを捨てればよいのですが、気をつけて外さないとゴミがこぼれる場合があり、余計な手間を増やすことになりかねません。また、ダストボックス内をキレイにしておく必要があるため、手入れは紙パック式よりも多少手間がかかるでしょう。
しかし、専用の紙パックを使ったりしないので、買い忘れを気にする必要もなく、そのための出費もありません。目づまりしないので、吸引力が弱まることもありません。
カプセル式
カプセル式は、フィルターによってゴミを直接ダストボックスに集めます。
紙パックなどが必要なく、余計な出費をしなくてよいのはサイクロン式と一緒ですが、フィルターが目詰まりしがちなため、お手入れには手間がかかります。
フィルターの目詰まりは吸引力にも影響するため、紙パック式やサイクロン式に比べて、手入れの手間は増えるかもしれません。
集じん力をみてみよう!
集じん力と吸引力の違い
コードレス掃除機の吸引力は、一般的に10~100Wであり、コード付きの400~600Wに比べると非力に感じます。しかし、吸引力=集じん力ではありません。集じん力には製品のヘッド性能が大きく関わってきます。
自分の部屋の床に最適なヘッド構造をもつ製品を選ぶことで、必要十分な集じん力での掃除が可能です。
掃除する部屋に最適なヘッドをもつ製品を選ぶ
掃除機のヘッド構造には、「モーターブラシ」「タービンブラシ」「床ブラシ」の3つがあります。
モーターブラシ
ヘッドに内蔵されたモーターの力でブラシを回転させます。カタログに「自走式」と書かれている製品は、このタイプのヘッドが多いです。モーターでブラシを回転させることで、じゅうたんやカーペットの奥に入り込んだゴミを強力にかき取ります。
フローリングや畳には使えない製品もありますので、注意しましょう。
タービンブラシ
吸引力を利用して、ヘッド内のブラシを回転させます。奥に入り込んだゴミをかき取るほどのパワーではないため、カーベットの掃除には向きません。フローリングや畳の掃除に使いましょう。
床ブラシ
昔の掃除機に多い、回転しないタイプのブラシです。ゴミを吸い込むときの補助をする程度の働きしかなく、このブラシを採用している製品は、今はあまり見かけません。ただ、フローリングを掃除する場合には、床ブラシのヘッドでも役に立ってくれます。
床ブラシタイプの掃除機は大変安く手に入りますので、部屋の床がフローリングなら“買い”かもしれませんね。
バッテリー性能をみてみよう!
製品の連続稼働時間は、カタログに記載されています。自分がいつも掃除をする時間をカバーしている稼働時間をもつ掃除機を選ぶのがポイントです。掃除の途中で充電が切れると、非常にストレスがたまりますからね。
買ってから後悔しないように、きちんと確認しましょう。
手入れの手間をみてみよう!
紙パック式の場合はそのまま捨てるだけなので、掃除機内が汚れる心配はほとんどないのですが、サイクロン式やカプセル式の場合は、ダストボックス内の手入れが必要です。
ダストボックスやフィルターは水洗いが可能なのか、ワンタッチでゴミを捨てられるのか、などを確認しておきましょう。
掃除機を使うための手間が増えると、それだけで掃除から疎遠になる原因にもなります。気持ちよく掃除をするためにも、簡単に手入れができるかどうか、買う前にしっかり確認しておきたいですね。
人気のコードレス掃除機おすすめ10選!
マキタ コードレス掃除機CL107FDSHW+紙パック10枚
<特徴>
- 連続使用時間:25分(標準モード)
- 集じん方式:紙パック
- すきまノズル付き
- スポンジフィルタ水洗い可
<レビュー>
- メチャクチャ使いやすい
- どこにでも置けて、手近に出したまま使えるのが最高
- メーカーの対応があまり良くなかった
ツインバード コードレス スティッククリーナー TC-5175P
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- ダストボックス水洗い可
- 「ラクステ」機能:ワンタッチでゴミ捨て
- ワイパー付き:同時に拭き掃除が可能(市販のワイパーシート利用可)
- 布団ノズル付き
<レビュー>
- 旧製品の欠点が改良されてた
- リピ買いした
- 色んな意味で想像以上
- 音が大ききけど昼間ならセーフ?
- 大変使いかってがよく気に入っている
- コスパ良すぎ
- ゴミ捨てが楽
- 隅っこのチリも吸ってくれる
- また買いたい
アイリスオーヤマ コードレス スティッククリーナー SCD-181P-B
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- ヘッド:自走式パワーヘッド(モーターブラシ)
- 連続使用時間:約20分/約27分(ブラシ回転切時)
- すき間ノズル付き
<レビュー>
- 使いやすくてコスパがよい
- 吸引力が不満
- こんなもんかな、というレベル
- フィルター掃除すると吸引力が維持できた
アイリスオーヤマ コードレス スティッククリーナー SCD-120P-W
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- ヘッド:自走式パワーヘッド(モーターブラシ)
- 連続使用時間:約15分(標準)/約22分(自動)/約8分(ターボ)
- 置くだけ充電スタンド式
- すき間ノズル付き
- 静電モップ付き
<レビュー>
- 単身者には十分なスペックと機能
- ブラシの回転でゴミが取れる取れる
- 軽くてよい
- ダストボックスの容量以外は満足
- ほぼ満足
日立 ラクかる コードレス スティッククリーナー PV-BL1H W
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- ダストボックス水洗い可
- 自走コンパクトヘッド(モーターブラシ)
- 連続使用時間:約30分(標準)/約8分(強)
- 「かるふきブラシ」:拭き専用ブラシ採用
- すき間用吸口:せまいすき間用
- きわぴたブラシ:壁ぎわの掃除用
- からまんプレス構造:髪の毛などが絡まりにくい
- 「ごみダッシュ」機能:簡単ゴミ捨て
<レビュー>
- 軽くて静か、吸引力も満足
- 軽くて良いけどゴミタンクが小さい
- 軽いのと、ゴミ捨てが楽
- とにかく軽い
- 軽くて気に入っていたが、8カ月で故障した
パナソニック 軽量コードレス掃除機 MC-SB32J-W
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- ダストボックス水洗い可
- 特殊加工ローラー採用ノズル:じゅうたんの奥までかき出す
- 100Wのハイパワー:6分間の「HIGH」モード運転可能
- 壁ぎわ集じんノズル
- ブラシ付きすき間ノズル付属
- ワンタッチゴミ捨て機能
<レビュー>
- 自立するのでとっても便利
- 音が大きいけど吸引力は十分
- 掃除が重労働でなくなった
- 吸引力に不満あり
- 及第点はつけられる
アイリスオーヤマ コードレス掃除機 2way仕様 JCL18
<特徴>
- 集じん方式:紙パック式
- すき間ノズル付属
- アイリス電動工具共通バッテリー(18v):使いまわし可
- 重電池残量確認機能
- 連続使用時間:50分(弱)/30分(中)/14分(強)
<レビュー>
- コスパに優れている
- 軽量でよい
- 思った以上に吸う
- 静かで家庭向け
- カーペットのねこ砂もしっかり取れた
EICOBOT コードレス A10
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- ツインモーター内蔵:パワフルな吸引力
- 自走式パワーヘッド:モーターブラシ
- 連続使用時間:30分(標準)
- 大容量ダストボックス(1000ml)
- ワンタッチゴミ捨て機構
- ヘッド先端にLEDライト付き:ベッド下などの暗がりの掃除に
- フィルター水洗い可
- 硬質ナイロンブラシ付き
- すき間ノズル付属
<レビュー>
- 軽くて静か
- 吸ったゴミが落ちない
- ヘッドのライトでゴミが見つけやすい
- ヘッドのライドで暗いところも掃除ができる
- 万能掃除機かも
- コスパがよい
HiKOKI(ハイコーキ) コードレスクリーナー R12DA (ESW)
<特徴>
- 集じん方式:カプセル式(ダストケース集じん方式:紙パック不要)
- 連続使用時間:約25分(弱)/約17分(標準)/約10分(強)
- パネルスイッチ搭載
- ディフューザー(整流板)付き
- 除じん機能搭載:プレフィルタ表面のゴミをかき落とす
- 床用ノズル付属
- すき間ノズル付属
<レビュー>
- よく吸うのに静か
- 吸引力に満足
- つかんだままでボタンが押しやすい
- 床用ノズルが小さくて使いやすい
- 紙パックが不要で便利
- デザインがよい
JASHEN コードレス V-17
<特徴>
- 集じん方式:サイクロン式
- 最新350Wブラシレスモーター搭載
- 連続使用時間:約45分(MINモード)/約20分(AUTOモード)/約15分(MAXモード)
- ダストボックス水洗い可
- 壁掛け式
- すき間ノズル、多機能ブラシ付属
- LEDライト付き
<レビュー>
- 音は少し大きいが、吸引力やバッテリーの持ちが優秀
- 重すぎず、ヘッドライトが便利
- 問い合わせたメーカー担当者が丁寧だった
- コスパ最高!
- 思った以上の吸引力が感動的!
家電レンタルをかしこく使おう!
今の世の中、動画や漫画、それに洋服や車、はては住む部屋にいたるまで、レンタルシステムがあふれています。もちろん家電も例外ではありません。
家電のレンタルのメリットは、ほしい製品を買う前に、実際に試せることです。何しろ家電って、高額なものもありますからね。もちろん満足できるレンタルシステムなら、そのまま使い続けるのもよいでしょう。
家電レンタルでおすすめなのは、ゲオレンタルのシステムです。いろいろな製品があるので、興味のある方はちょっとのぞいてみるのも面白いですよ。
まとめ:買う前に、仕様をよく確認しよう!
コードレスで使い勝手もいいし、スティック型なら見た目もカッコいい!今回は、そんなコードレス掃除機のおすすめ製品を紹介しました。
見た目は似ていても、集じん方式やヘッド構造など、製品によってそれぞれ特徴があります。自分の掃除する部屋がフローリングなのか、カーペットかじゅうたんかでも、最適な製品は違ってきます。
買ったあとで後悔しなくて済むように、きちんと製品の仕様を確認してから選びたいですね。