「テレワークでずっとイヤホンを付けてると耳が痛い!」
何時間もイヤホンを付けて、そんな経験をした方は多いのではないでしょうか。しかも、難聴になるという話まであります。
しかし、テレワークやリモート会議では、自分の都合でイヤホンを外すわけにもいきません。
そこで今回は、何時間つけても耳が痛くならないし、難聴になる心配もない『骨伝導イヤホン』を紹介します。マイクの付いているタイプですので、テレワークやリモート会議にもしっかりと対応できますよ。
骨伝導イヤホンとは?
骨伝導イヤホンとは、頭まわりの骨を振動させることによって、音を脳に伝達するシステムのイヤホンのことです。鼓膜を使わないため、難聴になる心配は必要ありません。
外部の音源から音が聞こえる感覚なので、周りの音がはっきり聞こえることが大きなメリットです。そのため多くの方が、テレワークやリモート会議、それにジョギングやランニングに使用しています。
ただ、構造上音が漏れやすいため、図書館などの静かな環境や、公共の乗り物など周りに迷惑がかかりそうな場所での使用は推奨できません。
テレワーク・リモート会議におすすめの3つの理由とは?
骨伝導イヤホンは、テレワークやリモート会議で非常に多く使われていて、とても人気があります。ここではなぜそれほど人気があるのか、おすすめの3つの理由を紹介します。
1.耳に悪影響を与えない
従来のイヤホンは、鼓膜を振動させて脳に音を届けます。そのため毎日何時間も使っていると、以下のような症状を引き起こすことがあります。
- 難聴
- 外耳炎
イヤホンを長時間使い続けると、耳の中にある音を伝える役割の「有毛細胞」が、徐々に壊れていきます。徐々に進行するため気づきにくいのですが、気がついたときには聞こえにくくなっているという、とても怖いのが難聴です。
また、イヤホンで長時間耳をふさいでいると、耳の中が高温多湿になりやすく、雑菌が繁殖しがちです。イヤホンを使用する際、なにかの拍子で外耳道に傷をつけると、そこから菌に感染し、外耳炎を引き起こします。
耳で音を聞くことのない骨伝導イヤホンは、長時間使用しても耳に悪影響を与えることはなく、難聴や外耳炎を心配する必要はありません。
2.周囲の音がしっかり聞こえる
骨伝導イヤホンは、耳をふさがない構造のため、周りの音がしっかりと聞こえます。
テレワークやリモート会議をしているときに、周りの人とのコミュニケーションが必要な状況もあるでしょう。そんなときでも声を聞き逃すこともなく、気持ちよくコミュニケーションが取れますよ。
3.会議が長引いても疲れない
骨伝導イヤホンは、従来のイヤホンと違って、装着しているときの耳への圧迫感が少ないのが特徴です。構造上、重量を軽くできるのも、一役かっているのかもしれません。
そのため、会議が長引く状況でも、従来のイヤホンほど疲れを感じることはないでしょう。
骨伝導イヤホンを選ぶ4つのポイント!
骨伝導イヤホンを買う時は、どのようなポイントを意識して買えばよいのでしょうか。骨伝導イヤホンは、それほど安い製品ではありません。買ってから、「あっちのほうがよかったかも」なんてなりたくないですね。
では、骨伝導イヤホンを選ぶときの4つのポイントを見ていきましょう。
1.装着感
長時間つけることを考えると、装着感はとても大切です。特にメガネをかけている方は、骨伝導イヤホンがメガネに干渉しないかの確認が必要です。
店頭で買う場合は、可能なら装着させてもらい、具合を確かめさせてもらいましょう。
2.音質
音質は、相手の声の聞き取りやすさに直結します。テレワークやリモート会議では、相手の声がよく聞こえないために何度も聞き返したりすると、嫌がられることも多いですね。
進行を妨げる原因にならないためにも、しっかりと声の聞こえる、音質のよい製品を選びたいですね。
3.マイク性能
テレワークやリモート会議では、相手に自分の意見を確実に伝えることも大切です。マイクの性能が悪いと、やり取りに支障をきたしやすいのです。
周囲の音を抑え、自分の声をはっきり相手に伝えるには、ノイズキャンセリング機能付きのマイクが非常に有効です。製品のカタログを見るときには、その点も確認してみるとよいでしょう。
4.無線か有線か
骨伝導イヤホンにも、従来のイヤホンのように無線タイプと有線タイプがあります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、ここの解説を参考に、自分に合ったタイプを選ぶのがおすすめです。
無線タイプのメリット・デメリット
無線タイプの骨伝導イヤホンの最も大きなメリットは、ケーブルのわずらわしさがないことでしょう。ケーブルが触れたりするだけで、ストレスが溜まる方もいるかも知れませんね。
ただ、ケーブルがない代わりに以下のようなデメリットがあります。
- 充電が必要
- 遅延が発生する
- 突然接続が切れるときがある
充電に関しては、長時間バッテリーと急速充電に対応している製品を選ぶことで解決できるでしょう。バッテリーは6時間以上持つものを選びたいですね。休息時間に充電したいなら、急速充電に対応していると便利です。
遅延の発生は、無線タイプ全般の課題です。できるだけ遅延時間の小さな製品を選びましょう。あまりにも遅延がひどいと、ストレスがたまりがちです。
また、製品によっては接続が切れやすいものもありますので、買う前に口コミやレビューを確認してみるのもよい方法です。
有線タイプのメリット・デメリット
有線タイプの最も大きなデメリットは、ケーブルがあることです。ただし、それ以外には以下のようなメリットがあります。
- バッテリー切れを気にする必要がない(付属アンプに充電が必要なタイプもあり)
- 遅延が発生しない
- 接続が切れる心配がない
- 値段が比較的安価な製品が多い
もしケーブルがあまり気にならないという方なら、安価な製品の多い有線タイプの骨伝導イヤホンは、“買い”かもしれません。
おすすめのマイク付き骨伝導イヤホン7選!
Shokz OpenComm2
- 無線タイプ(Bluetooth5.1)
- 連続通話:最大16時間使用可能
- 急速充電対応:60分
- ノイズキャンセリング機能付きマイク
- IP55防水
- 35gの軽量設計
Shokz OpenRun Mini Black SKZ-EP-000012
- 無線タイプ(Bluetooth5.1)
- 最大8時間使用可能
- 急速充電対応(10分の充電で1.5時間使用可能)
- マイク内蔵
- IP67防水
- 26gの軽量設計
Shokz AFT-EP-000022(AS660)
- 無線タイプ(Bluetooth5.1)
- 最大6時間使用可能
- 充電時間2時間
- マイク内蔵
- IP55防水
- 29gの軽量設計
LAVANO X16
- 無線タイプ(Bluetooth5.3)
- 最大12時間使用可能
- IP7防水
- 25.5gの軽量設計
- Siri/Googleアシスタント呼び出し可能
x14-b-2
- 無線タイプ(Bluetooth5.3)
- 最大10時間使用可能
- 音声アシスタント対応
- IPX6防水
- 29gの軽量設計
FSC FS-NGBP4545-BK
- 有線タイプ(3.5mmオーディオプラグ)
- 延長ケーブル付き(2m)
- アンプ搭載リモコン付き(要充電)
- メガネ対応
- 本体24g(リモコン除く)
dzdx360
- 有線タイプ1.3m(3.5mmオーディオプラグ)
- マイク付き
- TYPE-Cポート
- Lightningポート
- 本体18g(リモコン除く)
家電レンタルをかしこく使おう!
今の世の中、動画や漫画、それに洋服や車、はては住む部屋にいたるまで、レンタルシステムがあふれています。もちろん家電も例外ではありません。
家電のレンタルのメリットは、ほしい製品を買う前に、実際に試せることです。何しろ家電って、高額なものもありますからね。もちろん満足できるレンタルシステムなら、そのまま使い続けるのもよいでしょう。
家電レンタルでおすすめなのは、ゲオレンタルのシステムです。いろいろな製品があるので、興味のある方はちょっとのぞいてみるのも面白いですよ。
まとめ
近年の社会情勢により多くなってきたテレワークやリモート会議において、骨伝導イヤホンはとても人気が高まっている製品です。
今回はテレワークやリモート会議に使える、マイク付き骨伝導イヤホンを、その選び方のポイントとともに紹介しました。
会議ともなると、時間のかかる状況も多いでしょう。そんなとき、耳への悪影響を心配せずに長時間使える骨伝導イヤホンは、とても重宝しますよ。
機能やデザインをじっくり見比べて、お気に入りの一品を見つけてみたいですね♪