一人暮らしを始める時、「炊飯器なんていらないよ」と思う人は多いかもしれません。
私もそうでした。いちいちご飯を炊くなんて面倒だし、外食するかお弁当でも買ってくればいいや、と考えていました。残業も多いし、帰宅するとヘトヘトなのでよけいなことはしたくなかったのです。しかし、そんな私も今は炊飯器で、毎日ご飯を炊いています。
なぜなら、炊飯器でお米を炊いたほうがよいという、ちゃんとした理由があるからなのです。
そこでこの記事では、「一人暮らしこそ絶対に炊飯器を買ったほうがいいよ!」という3つの理由を解説します。
また、美味しいご飯が炊けるおすすめの炊飯器も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしに炊飯器が必要な3つの理由とは?
なぜ「一人暮らしに炊飯器なんていらない」という思いが変わったのかというと、それは……
- 食費
- コスパ
- 保温
この3つが理由なのです。
食費の節約度に驚き!
結論からいいますと、ご飯を炊飯器で炊いたときのお米代は、レンジでチンする「〇〇のごはん」の約三分の一で済むんです。これには正直驚きました。
お米5キロは、だいたい2,000千円から3,000円で買えます。これで約60食分です。「〇〇のごはん」は、200gx6個で1,000円から1,500円の値段です。60個買うと、なんと6,000円から9,000円もかかってしまいます。お米を買った場合とまったく違いますよね。
「毎日外食でいいのでは」との考えは、はっきりいって論外でした。食費がかかりすぎて、私の給料ではとてもとても、の世界。お弁当でも結構かかります。なので最終的にはスーパーなどでおかずだけ安く買って、あとは「〇〇のごはん」にしよう、と考えたんです。私は残業が多いので、帰宅する頃にはちょうどスーパーのおかずが安い値段に張り替えられているのです(*´ω`*)
「これでずいぶん食費が節約できた」と、ちょっと自慢げに友人に話したら、「それ、とっても損してる」といわれてショック。先程の、お米との値段の違いをいわれたんです。
コスパが非常に高い!
確かに炊飯器でご飯を炊いたほうが節約できるとはわかったのですが、炊飯器を買う決心がつきません。炊飯器って、安くても5千円くらいはするじゃないですか。稼ぎが少ないので、ちょっとキツイというのが正直な思いでした。
ところが、です。「炊飯器って、何年も使えるよ」といわれたんです。大切に使えば10年以上。だとしたら、炊飯器が5千円くらいしたとしても、5年使えれば1年で1,000円です。月で割ればひと月100円もかからないということに。1万円くらいの炊飯器を買っても、月に200円もかからない。もっと大切に使えば、もちろんそれ以下です。
コスパ良すぎじゃないですか!
そのようなわけで、前向きに炊飯器の購入を考えることにしたのでした(*´ω`*)
保温ができていつもホカホカ!
炊飯器を買うことにした決定打は、やはり『保温』ができることでした。炊飯器は炊いたあとに保温ができるので、夜遅く帰ってもすぐにホカホカのご飯が食べられます。
これって大切です。
遅く帰ってきて、早くご飯を食べたいのに「〇〇のごはん」がレンジでチンされるまで待ってるのって、とても苦痛です。炊飯器のフタを開けるといつでもホカホカのご飯、最高です(*´ω`*)
一人暮らしなら、鍋(土鍋)で炊けばいいんじゃないの?
一人暮らしでご飯を炊くなら、わざわざ炊飯器を買わなくても、鍋(土鍋)で十分、と思う方も多いかもしれませんね。たしかに鍋(土鍋)で炊いたご飯は、文句なく美味しいです。でも、以下の理由であまりおすすめはできません。
- 炊きあがるまでそばを離れられない
- 手間がかかって面倒
- 鍋の底に付いた焦げを洗うのが大変
- 失敗することも多く、お米と時間がムダになりがち
帰宅してからの時間は趣味などにも使いたいので、炊きあがるまで気が抜けない鍋(土鍋)を使っての炊飯は、ちょっと避けたい気持ちです。鍋(土鍋)ご飯を炊くことに、非常にこだわりがあるのでないなら、すべて自動でやってくれる炊飯器をおすすめします。
一人暮らしにおすすめな炊飯器12選!
炊飯器には「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」と3つの炊飯方式があります。ここでは一人暮らしに使うための炊飯器の条件と機能も紹介しながら、炊飯方式別におすすめの炊飯器を紹介します。
では、見ていきましょう!
一人暮らしのための炊飯器の条件と機能とは
一人暮らしの炊飯器の条件として、次の2つを考えてみましょう。
- 炊ける量
- 炊飯器のサイズ
炊ける量しては、3合から5合が適当です。余ったご飯はパックにいれて、冷凍室に入れておきましょう。必要になったらレンジでチンです。
また、炊ける量が0.5合から1.5合という、一人暮らし専用の炊飯器も売っています。
炊飯器のサイズは、キッチンを圧迫しない程度のサイズがおすすめです。一人暮らしの部屋は、置けるサイズが限られてしまうことが多いですからね。
では、一人暮らしにあると便利な炊飯器の機能とは?それは以下の3つです。
- 早炊き機能
- スマホ連携機能
- 白米以外が炊ける機能
早炊きは、仕事が遅くなりがちで、よくタイマー予約を忘れてしまう方には便利です。帰宅してから炊飯を始めても、ちょっと待てばOKですから。
また、スマホ連携機能は、帰宅する時間が一定していない方が、「炊きたてのご飯を食べたい!」という場合に超便利です。会社を出る1時間くらい前に、スマホで炊飯をスタートさせましょう。
白米以外に雑炊やおかゆ、まぜご飯などを作れると、ご飯にバリエーションができてよいですよ。それに、もし風邪などひいた場合、簡単におかゆが作れますしね。
おすすめ炊飯器12選!
■マイコン式
タイガー魔法瓶(TIGER) JBH-G101W
アイリスオーヤマ Smart Basic RC-MA30AZ-B
AONCIA ひとり暮らし用
山善 小型 ひとり暮らし用 YJG-M150(B)
■IH式
象印 NW-VB10-TA
アイリスオーヤマ RC-IL30-HA
シャープ IH KS-HF05B-B
三菱電機 NJ-AWA10-B 黒真珠
■圧力IH式
日立 ふっくら御膳 RZ-W100DM
タイガー魔法瓶(TIGER) JPC-G100KM
パナソニック SR-MPA101-K
象印 NP-RM05-TA
家電レンタルをかしこく使おう!
今の世の中、動画や漫画、それに洋服や車、はては住む部屋にいたるまで、レンタルシステムがあふれています。もちろん家電も例外ではありません。
家電のレンタルのメリットは、ほしい製品を買う前に、実際に試せることです。何しろ家電って、高額なものもありますからね。もちろん満足できるレンタルシステムなら、そのまま使い続けるのもよいでしょう。
家電レンタルでおすすめなのは、ゲオレンタルのシステムです。いろいろな製品があるので、興味のある方はちょっとのぞいてみるのも面白いですよ。
まとめ:部屋にただよう炊きあがったご飯の匂い、たまりません!
今回は、一人暮らしにこそ炊飯器が必要な理由を3つ紹介しました。
一人暮らしにわざわざ炊飯器なんて買わなくても、とか思っていた以前の私に大反省です。一人暮らしであるからこそ、炊飯器は魅力的な家電だったのですね。
しかも炊飯器のコスパは半端ではありません。
炊飯方式を確認しながら、自分にピッタリの炊飯器を見つけたいですね。
「ふー、疲れた」と思いながら帰宅し、玄関の鍵を開けて部屋へ入ると、ふんわりとただよう美味しそうな匂い。炊きあがったご飯の匂いが部屋いっぱいに広がっています。すいているお腹が匂いに刺激されてキュッとなり、両ほほの内側からはジワーッと唾液がしみ出て来て……うーん、たまりません。疲れなど吹き飛んでしまいます(*´ω`*)
私は料理は得意でないので、おかずはスーパーで買ってきた惣菜類が多いですが、ご飯は帰宅時間に合わせて炊飯器で炊いているので、ホカホカのふんわりです。おかずをレンジでチンして、インスタント味噌汁にお湯をそそいで、あったかーいご飯といっしょにいただきます(*´ω`*)