「Web会議が続くと、イヤホンを耳に入れているのがつらい」
「仕事中も家族の声やインターホンには気づきたい」
そんな人に便利なのが、耳をふさがずに使える骨伝導イヤホン・骨伝導ヘッドセットです。
骨伝導タイプは耳の穴をふさがないため、周囲の音を聞きながら通話や音楽を楽しめるのが大きな特徴。
特に最近は、ノイズキャンセリング機能を備えたブームマイクや、PC接続用USBアダプターを搭載したビジネス向けモデルも充実しています。
ただし、ひとつ注意したいのが、
「骨伝導なら、どれだけ大きな音で長時間聴いても耳に安全」というわけではない
ということ。
この記事では、その点も含めて骨伝導イヤホンの特徴や選び方を整理し、2026年8月時点で確認できる製品から、テレワークやWeb会議に使いやすいモデルを7機種紹介します。

骨伝導イヤホンとは?

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骨伝導イヤホンは、耳の穴をふさぐ一般的なイヤホンとは異なり、主に頭部の骨へ振動を伝えることで音を届ける仕組みを利用しています。
耳を開けた状態で使えるため、
- 家族から呼ばれた声
- インターホン
- オフィス内の声
- 屋外の周囲音
などに気づきやすいのがメリットです。
そのため、テレワークだけでなく、ウォーキングやランニングなどでも利用されています。
一方で、静かな場所では音漏れが気になることがあります。また、周囲が非常に騒がしい環境では、耳をふさがないことが逆に聞き取りにくさにつながる場合もあります。
「骨伝導なら難聴にならない」は間違い
ここは重要です。
骨伝導イヤホンは鼓膜を経由する一般的なイヤホンとは音の伝わり方が異なりますが、最終的には内耳で音として認識します。
そのため、
骨伝導だから聴覚への影響を気にしなくてよい、というものではありません。
WHO(世界保健機関)も、音による聴覚へのリスクは「音量」「聴いている時間」「大きな音にさらされる頻度」によって変化するとしています。
骨伝導イヤホンを使う場合でも、必要以上に音量を上げず、長時間連続して聴き続けないようにしましょう。
テレワークに骨伝導イヤホンが便利な3つの理由

骨伝導イヤホンは、テレワークやリモート会議で非常に多く使われていて、とても人気があります。ここではなぜそれほど人気があるのか、おすすめの3つの理由を紹介します。
1.耳をふさがずに使える
骨伝導イヤホンの大きな魅力が、耳の穴をふさがないことです。
カナル型イヤホンを長時間装着したときのような、耳の穴への圧迫感が苦手な人に
は有力な選択肢になります。
ただし、骨伝導イヤホンでもこめかみ付近への圧迫感や振動を感じる場合があります。
装着感には個人差があるため、長時間使用する予定なら、できれば店頭などで一度装着して確かめることをおすすめします。
2.周囲の声に気づきやすい
自宅で仕事をしていると、
「家族に呼ばれた」
「宅配便が来た」
「電話が鳴った」
といった周囲の状況にも対応しなければならないことがあります。
耳を密閉しない骨伝導タイプなら、会議の音声を聞きながら周囲の音にも比較的気づきやすいのがメリットです。
オフィスでも、イヤホンを外さずに同僚と短いやり取りをしやすいでしょう。
3.ブームマイク搭載モデルならWeb会議にも使いやすい
テレワーク用として選ぶなら、音を聞く性能以上に重要なのがマイク性能です。
特におすすめなのが、口元近くまでマイクを伸ばせる「ブームマイク」を搭載したタイプ。
ノイズ低減機能と組み合わせることで、自分の声を相手へ届けやすくなります。
会議やオンライン商談が多い人は、通常の骨伝導イヤホンよりも、最初からビジネス通話向けに作られたモデルを優先するとよいでしょう。
骨伝導イヤホンを選ぶ5つのポイント

骨伝導イヤホンを買う時は、どのようなポイントを意識して買えばよいのでしょうか。骨伝導イヤホンは、それほど安い製品ではありません。買ってから、「あっちのほうがよかったかも」なんてなりたくないですね。
では、骨伝導イヤホンを選ぶときの5つのポイントを見ていきましょう。
1.Web会議中心ならマイク性能を最優先
仕事用なら、まずチェックしたいのがマイクです。
特に、
- ブームマイク
- ノイズ低減・ノイズキャンセリング
- ミュートボタン
があると便利です。
自分には相手の声がきれいに聞こえていても、マイク性能が低ければ、相手側には聞き取りにくい場合があります。
オンライン会議を頻繁にする人ほど、マイクにはこだわりましょう。
2.PC中心ならUSBアダプター付属モデルも便利
BluetoothだけでもPCと接続できますが、ビジネス向けモデルの中には専用USBアダプターが付属する製品があります。
PCに挿して使用できるため、パソコンでWeb会議をすることが多い人には便利です。
スマートフォン中心なら通常モデル、PC中心なら「UC」などPC利用を意識したモデルを選ぶ、という考え方もできます。
3.通話時間・再生時間を確認
1日に何度も会議をするなら、バッテリー性能も重要です。
仕事用なら、単なる「音楽再生時間」だけでなく、連続通話時間も確認しましょう。
短時間の充電で数時間使える急速充電対応モデルなら、充電を忘れたときにも助かります。

会議、はじめるにゃ
4.重量と装着感
骨伝導イヤホンは軽量な製品が多いものの、20~30g台のスポーツタイプから、ブームマイクなどを備えた70g台のビジネスヘッドセットまでさまざまです。
軽ければ必ず快適とは限りません。
メガネとの干渉や、頭を挟む力なども含めて選びましょう。
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5.仕事専用か、普段使いと兼用か
ここで選ぶ製品が大きく変わります。
Web会議・電話中心
→ OpenComm2 UCやOpenMeet UCなど
仕事+音楽・運動
→ OpenRun Pro 2やOpenRunなど
がおすすめです。
「仕事で使うから、とにかくブームマイクが必要なのか」
「会議にも使うけれど、普段は音楽を聴きたいのか」
を先に決めると選びやすくなります。

【2026年版】マイク付き骨伝導イヤホンおすすめ7選
比較表
| 製品 | 特徴 | 通話・マイク | バッテリーの目安 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| Shokz OpenComm2 UC 2025 Upgrade | PC利用に強い | DSPブームマイク | 通話最大16時間 | テレワーク本命 |
| Shokz OpenComm2 2025 Upgrade | モバイル向け | DSPブームマイク | 通話最大16時間 | スマホ+仕事 |
| Shokz OpenMeet UC | 上位ビジネスモデル | cVc対応デュアルブームマイク | 通話約14時間 | 会議が非常に多い人 |
| AVIOT Openpiece Elite WB-E1M | 着脱式ブームマイク | 指向性ECMマイク | 通話最大約6時間 | 仕事+普段使い |
| Shokz OpenRun Pro 2 | 音質重視 | ノイズキャンセリングマイク | 再生最大12時間 | 音楽+通話 |
| Shokz OpenRun | 軽量26g | デュアルマイク | 最大8時間 | 軽さ重視 |
| Philips TAA7607 | IP66・LED搭載 | 通話対応 | ― | 運動+通話 |
※バッテリー時間はメーカー公称値で、使用環境・音量・接続方法などによって変わります。
1.Shokz OpenComm2 UC 2025 Upgrade
テレワーク中心なら、まず候補にしたいモデルです。
OpenComm2 UC 2025 Upgradeは、PCやMacでの使用を意識したビジネス用骨伝導ヘッドセット。
口元まで伸びるDSPノイズキャンセリング・ブームマイクを搭載し、付属するLoop120ワイヤレスアダプターを利用してPCへ接続できます。
主な特徴は、
- 最大16時間の通話
- 最大8時間の音楽再生
- DSPノイズキャンセリング・ブームマイク
- USB-C充電
- IP55
- 約35g
- マルチポイント対応
- PC用ワイヤレスアダプター付属
です。
Zoomなどを使ったWeb会議が仕事の中心なら、今回紹介する中でも特におすすめ。
迷ったらこれ、と言いやすいテレワーク向け本命モデルです。
2.Shokz OpenComm2 2025 Upgrade
OpenComm2 UCと基本的な方向性は似ていますが、こちらはスマートフォンなどモバイル端末を中心に使う人向けです。
- 最大16時間通話
- 最大8時間再生
- DSPノイズキャンセリング・ブームマイク
- USB-C充電
- IP55
- 約35g
- マルチポイント対応
と、仕事用として十分な仕様を備えています。
UC版との大きな違いは、PC利用を安定させるLoop120ワイヤレスアダプターが標準で付属しないこと。
「オンライン会議はするけれど、PCよりスマホでの通話が多い」
という人はこちらを選ぶとよいでしょう。
3.Shokz OpenMeet UC
会議や通話が非常に多く、予算よりも快適性や仕事向け機能を優先したい人にはOpenMeet UCがあります。
Shokzの上位ビジネス向けヘッドセットで、
- 第10世代骨伝導技術
- 骨伝導+空気伝導のDualPitch
- cVcノイズ低減対応デュアルブームマイク
- Bluetooth 5.4
- 通話約14時間
- 音楽再生最大15時間
- USB-C急速充電
- 約78g
- 独立ミュートボタン
などを備えています。
スポーツ向け骨伝導イヤホンとは方向性が違い、**「仕事で一日使うためのヘッドセット」**と考えた方が分かりやすいでしょう。
価格も上がりますが、Web会議や電話が仕事の大部分を占める人なら検討する価値があります。
4.AVIOT Openpiece Elite WB-E1M
「仕事専用のヘッドセットは大げさ。でもマイクにはこだわりたい」
という人に面白いのがAVIOT Openpiece Eliteです。
WB-E1Mには、取り外し可能な指向性ECMブームマイクが付属します。
- 骨伝導+BAドライバーのハイブリッド構成
- 最大約12時間再生
- 最大約6時間通話
- マルチポイント対応
- USB Type-C
- 急速充電対応
- IPX5相当
- ブームマイク着脱可能
という構成。
仕事中はブームマイクを装着し、普段使いでは外す、といった使い分けができます。
仕事とプライベートの両方で使いたい人に向いたモデルです。
5.Shokz OpenRun Pro 2
Web会議専用ではなく、
「音楽を楽しみたい。でも電話やオンライン会議にも使いたい」
という人ならOpenRun Pro 2がおすすめです。
骨伝導ドライバーに加えて空気伝導ドライバーを組み合わせたDualPitchを採用し、音質面を重視しています。
- Bluetooth 5.3
- 最大12時間再生
- USB-C
- 10分充電で最大2.5時間使用
- IP55
- 約30.3g
- 2つのノイズキャンセリングマイク
を搭載。
ブームマイクはありません。
そのため商談や長時間会議を最優先するならOpenComm2シリーズをおすすめしますが、音楽・運動・通話を1台でこなしたい人には非常に魅力的です。
6.Shokz OpenRun
OpenRun Pro 2ほどの音質性能までは必要なく、
軽くて扱いやすい骨伝導イヤホンが欲しい
という人にはOpenRunがあります。
- 約26g
- 最大8時間
- Bluetooth 5.1
- デュアルノイズキャンセリングマイク
- IP67
- 10分の急速充電で最大1.5時間使用
に対応。
ブームマイクはありませんが、内蔵マイクで通話できます。
仕事専用というより、ランニングやウォーキングなど普段使いを中心に、ときどきWeb会議にも使いたい人向けです。
7.Shokz OpenMove
「骨伝導イヤホンを使ってみたいけれど、最初から高価なモデルを買うのは少し不安」
という人におすすめなのが、Shokz OpenMoveです。
Shokzの骨伝導イヤホンの中ではエントリーモデルに位置付けられており、上位モデルより価格を抑えながら、音楽・通話・仕事など幅広い用途に使えます。
主な特徴は、
- 第7世代骨伝導技術
- 最大6時間のバッテリー駆動
- USB-C充電
- Bluetooth 5.1
- デュアルノイズキャンセリングマイク
- IP55防塵・防水
- 重量約29g
- スタンダード・ボーカルの2種類のEQモード
です。
マイクも内蔵されているため、スマートフォンでの通話やオンライン会議にも利用できます。
ただし、OpenComm2シリーズのような口元まで伸びるブームマイクはありません。
そのため、
「毎日何時間もWeb会議をする」
という人にはOpenComm2 UCなどのビジネス向けモデルをおすすめします。
一方で、
「テレワークでも使いたいけれど、普段の音楽やウォーキングにも使いたい」
という人なら、OpenMoveは選びやすい一台です。
価格もShokzの現行骨伝導モデルの中では抑えられているため、初めて骨伝導イヤホンを購入する人の入門機としておすすめです。

にゃんか、疲れたにゃ
結局どれを選べばいい?
迷った場合は、次のように考えると分かりやすいです。
PCでWeb会議をたくさんする
Shokz OpenComm2 UC 2025 Upgrade
スマホ通話+仕事
Shokz OpenComm2 2025 Upgrade
仕事用として性能を優先
Shokz OpenMeet UC
仕事と普段使いを両立
AVIOT Openpiece Elite WB-E1M
音楽・運動・通話すべて欲しい
Shokz OpenRun Pro 2
軽さ重視
Shokz OpenRun
ランニング・サイクリング中心
Philips TAA7607BK/00
テレワーク目的で特に迷っているなら、私はOpenComm2 UC 2025 Upgradeを第一候補にします。
家電レンタルをかしこく使おう!
今の世の中、動画や漫画、それに洋服や車、はては住む部屋にいたるまで、レンタルシステムがあふれています。もちろん家電も例外ではありません。
家電のレンタルのメリットは、ほしい製品を買う前に、実際に試せることです。何しろ家電って、高額なものもありますからね。もちろん満足できるレンタルシステムなら、そのまま使い続けるのもよいでしょう。
家電レンタルでおすすめなのは、ゲオレンタルのシステムです。いろいろな製品があるので、興味のある方はちょっとのぞいてみるのも面白いですよ。
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骨伝導イヤホンを安全に使うために
骨伝導イヤホンは耳をふさがないことから「耳にやさしい」というイメージを持たれがちですが、音量への注意は必要です。
WHOは、安全なリスニングのために、
- 音量を上げすぎない
- 大きな音を長時間聴かない
- 定期的に耳を休ませる
ことなどを推奨しています。
特に周囲が騒がしい場所では、聞こえにくさを補うために音量を上げてしまいがちです。
そのような環境では骨伝導イヤホンだから安全と考えず、音量と使用時間に気をつけましょう。
まとめ|テレワークなら「マイク性能」で選ぼう
骨伝導イヤホンは、耳をふさがずに音声を聞けることが大きな魅力です。
テレワークでは、
「Web会議をしながら周囲の音にも気づける」
というメリットがあります。
一方で、すべての骨伝導イヤホンがWeb会議に向いているわけではありません。
仕事用なら、
マイク性能
通話時間
PCとの接続方法
装着感
を優先して選びましょう。
特に会議が多い人には、ブームマイクを備えたOpenComm2 UC 2025 UpgradeやOpenMeet UCが有力です。
普段の音楽や運動でも使いたいなら、OpenRun Pro 2やOpenRunの方が使いやすいでしょう。
自分が一番長く使う場面を考えて選ぶことが、失敗しないポイントです。









